サロン・ド・シアンで使用している機械や設備をご紹介します。 武器庫って言っても「○○のスキルを仕事の武器に!」とか言うじゃないですか。そういった意味ですよ。 倉庫に大量の爆発物や銃器類を隠匿しているわけではありませんので、どうか誤解なさらずに・・・。
縫う方向を自由に変えられる八方ミシンです。
モーターユニットが付いてるので直線縫いも楽々こなします。
基本的なメンテナンスだけですこぶる好調です。糸飛びなんか全くしないのでそういうものだと思っていたら、靴修理の職人さんから「普通は調整しても糸が飛んだり絡んだり・・・。それだけすごいミシンなんですよ!お願いだから頂戴。」と可愛らしく言われてしまいました。
さすがMade in Germany!足を向けて寝られませんな。
スタッフH君が馴染みの靴工房のおやじさんから譲り受けた製甲ミシンです。
製造から何年経ってるか分かりませんが、サロン・ド・シアンのスタッフより確実に歳を重ねていらっしゃるとお見受けできる貫禄あふれる風貌。たまにアンティークとして譲って欲しいと言われますが、当店ではまだまだ現役ですのでお断りしております。
調整に必要不可欠な機械です。
店長はいなくてもいいけど、コイツはいないと困ります^^;
グラインダーの右は幅広でスピードが切り替え可能。左はやや目の細かいペーパー(ヤスリ)を付けてます。上のほうにぶらさがっているのは主にインソールに使うビンザーというヤスリの一種。左側はヒールカッターとソールカッターです。集塵用のファンで吸い込んだ削りカスは底面のボックスで回収する仕組み。削りカスを吹き飛ばすエアガンも付いてます。使う人に合わせて全体をボタンひとつで上下に調節できる至れり尽くせりのドイツ製マシンです。
修理でお預かりした靴の仕上げはもちろん、ご来店されたお客様の靴を手早くきれいにするサービスにも使ってます。固形ワックスを使用するので靴全体ではなく、シュークリームでは隠し切れない深い傷が付いてしまったつま先や踵がメインです。フィンコンフォートでは色の抜けやすいコバ周りにも重宝してます。左がワックス付きで右が仕上げ用。フットペダルを踏むとバフが回転式ピストルみたいに回って黒・茶系・無色の切り替えが可能です。
手前の凹んだ袋みたいなものは空気圧をかけると膨らむので、木型などの曲面に板状のものをぴったりと接着したい時に重宝します。ステープラーも付いてます。
一番奥は上からシリンダーがまっすぐ降りてくるのでヒールの圧着や踵の半張り修理に使用。仕上がりがグンと良くなります。
真ん中は手前と奥の機能を一緒にしたような構造です。まっすぐ降りてくるシリンダーに空気圧で膨らむ袋が付いています。アーム先端のアタッチメントを換えられるのでつま先側のソールの圧着がどんな形の靴でも手早く、確実にできます。ちなみにファックス機能は付いておりません。コードレス電話の受信感度が一番良い場所がたまたまここだったわけでして・・・^^;